XMに口座を開設したら複数の口座が開設できます。
・短期売買や長期投資、自動売買など手法ごとに口座を分けたい。
・デモ口座とリアル口座を同時に起動したい。
ということもあると思います。違う業者のMT4であれば問題なくインストールできますが、今回は同じ業者のMT4を複数インストールする方法になります。
同じ業者のMT4を複数インストールする方法
まずはMT4のインストールファイルを準備する。
XMのMT4はこちらからダウンロード。>>>https://clicks.pipaffiliates.com/c?c=425641&l=ja&p=4
MT4をインストールする前にショートカット名を変更しておく。
※すでにMT4をインストール済みの場合は①を飛ばして②の手順から始めて下さい。
①セットアップファイルをダウンロードしたら「実行」をクリックしMT4をインストールします。
②すでにMT4をインストール済みであれば「XMTrading Mt4」というショートカットが表示されているショートカット名を右クリックし「名前の変更」にて「-No1」と付け足し変更しておきます。このショートカット名が同じだと2つめのMT4をインストールしても上書きされてしまいます。
ショートカット名を変更したらMT4をインストールします。
追加するMT4をインストールするフォルダ名を変更する。
セットアップファイルを実行したら「設定」をクリックします。
「インストールフォルダ」名と「プログラムグループ」の最後に「-No2」と付け足し変更しインストールします。
2つめのMT4「XMTradinMT4」がインストールされました。
追加した2つめのMT4のショートカット名「XMTradinMT4」を同じように「-No2」と変更しておきましょう。簡単ですが以上で終了になります。
追加したMT4に口座開設時にメールで届いたMT4ID、パスワード、サーバー名でログインします。
右下の接続状況が画面のようになっていればログイン完了です。回線不通や無効な口座と表示されている場合は、時間を空けて試すかIDやパスワードが間違っている可能性があります。IDやパスワードが合っているのにログインできない事もあるようですので、その際はサポートに問い合わせて下さい。
追加したMT4へ設定関連のフォルダをコピーする。
既存のMT4から新しく追加したMT4へ「テンプレート」、「インジケーター」、「エキスパート」フォルダを上書きコピーします。「インジケーター」「エキスパート」フォルダは「MQL4」フォルダの中にあります。
新しい環境で既存のインジケータやテンプレート、EAを使用しない場合はコピー不要です。
MT4を複数インストールしたことで処理が重くなる場合の設定
MT4を2つくらいまではサクサク動作しますが3つめ以降はかなり重くなります。MT4を多数起動している場合に重いと感じたら試したい設定関連です。3つとも設定変更するとかなり軽くなるので試してみてはいかがでしょうか。
チャートに表示するバー数を減らす。
メニューバーの「ツール」をクリックします。
チャートタブからバーの表示数を2000に設定します。どうしてもPCが重たい場合、または短期売買向けの設定です。スイングトレードや過去に遡って検証やバックテストを行う場合は推奨しません。
使用しない通貨ペアを非表示にする。
使用しない通貨ペアは右クリックで「すべて非表示」にしましょう。
「通貨ペア」で表示された通貨ペアをダブルクリックすることで個別に表示・非表示の切り替えができます。
ニュース機能を無効にする。
ニュース機能はネット上に気の利いたものがいくらでもあるのでニュース機能はオフにしましょう。メニューバー「ツール」>「オプション」>「サーバー」タブの「ニュースを有効にする」のチェックを外す。
チャートやインジケータを表示しすぎない。
無駄に開きすぎているチャートは全部閉じましょう。
なんだかんだで処理の重たいインジケータはなるだけ使わないようにするのが一番効果的です。
FX専用のVPSサーバーを使う。
以上の設定を試しても重いのであれば、FX専用のVPSの契約も考えてみましょう。MT4のメモリ消費自体は100MB~200MBですがメモリが足りていれば快適に動作するかというとそうではありません。
CPU・メモリ・HDD・回線のバランス、夏場であればPCが熱を持ちますし、ブラウザを開いて作業をしたるするかもしれません。トータルで考えれば1台あたり1~2つのMT4がインストールできると思っておいた方が良いです。
海外FX業者では無料でVPSを利用できたりしますが、一定の条件を満たす必要があります。
✓月に一定以上の取引が必要。
✓MT4はその業者の用意するものしか使えない。
などの縛りがありますので、まずは国内のVPSサーバーから検討してみてはいかがでしょうか。VPSサービスを展開している企業の中でもFX専用プランを用意している所を使えばOSなどの相性についてもクリアしています。
公式サイト>>>お名前.com
公式サイト>>>使えるネット
公式サイト>>>ABLENET
僕が使ってるのは使えるネットのゴールドプランなんだけど使ってみた感想としては、想像以上に使いやすいです。リモートデスクトップなのでカクカクしているのかと思いきやデスクトップとほぼ変わらない操作性で遅延など気にならないレベル。
操作性だけでなく回線も非常に安定しており、デスクトップ上で動かすMT4は結構回線が落ちますが、VPS上のMT4は非常に安定しています。これならEA運用だけでなくVPS上でトレードもできそうです。