仮想通貨とは?始める前に知っておきたい基礎知識まとめ【初心者向け】

仮想通貨の誕生

仮想通貨とは?

bitcoin

仮想通貨とは取引所を通じて現金と交換することで、

インターネット上で物やサービスの決済に使えるデジタルな通貨。

英語圏ではCrypto Currency (クリプトカレンシー)と呼ばれている。

Crypto(クリプト)は暗号、 Currency(カレンシー)は通貨の意味。

仮想通貨の中で最も有名なものとしてビットコインがあげられる。

電子マネーとの違いは?

電子マネーは企業がその国のためにローカライズしている決済サービスであり、日本円と等価交換が基本。

それに対し仮想通貨は世界中で取引されていて円、ドルなどの法定通貨と交換できる。交換レートは需給で決まり一定ではない。

法定通貨電子マネー仮想通貨
money imagesuica imagebitcoin image
種類ドル、円、ユーロ、その他webmoney、nanaco、suica、その他ビットコイン、ネム、イーサリアム、その他
形状貨幣や硬貨電子データ電子データ
交換レート需給日本円と等価交換需給
管理中央銀行企業なし
発行上限なし(金融政策により決定)なし2140年あたりまでに2100万BTC

仮想通貨バブルの根本

法定通貨に代わり世界共通の通貨になり得るというのが本来の理由。火付け役としては、中国の存在が大きい。

バブル崩壊に不安を感じた富裕層が自国の資本規制から逃れるため資産の逃げ道とされたのが事の始まり。

人民元でのビットコイン取引シェアは90%まで達していたが、中国政府の規制により1%以下まで減少している。

bitcoin highprice

仮想通貨の生みの親

satoshi nakamoto

ビットコインの礎を築いたとされる人物が中本哲志(Satoshi Nakamoto)である。

彼の論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」は2008年10月31日にインターネット上に公開され、

従来の金融システムを改善する新しい概念が提案された。

日本人を想起させる名前であるが正体は不明である。約100万BTCを所有しているとされる。

世界初の仮想通貨による取引

2010年5月22日-(Satoshi Nakamo:サトシ ナカモト)と初期の開発段階から関わっていたとされる、

フロリダ在住のアメリカ人プログラマ(Laszlo Hanyecz:ラズロ・ハニエツ)がbitcoinのコミュニティサイトで、

当時価値のなかった1万bitcoinとピザを交換してくれませんか?と冗談で呼びかけたところ。

pizza

イギリス在住のジェレミーがそれに応じ、

ラズロが良く利用するという老舗パパ・ジョンズ・ピザにオンライン注文を入れピザ2枚(25ドル相当)が届けられた。

papajohns

実際に通貨とピザが交換されたわけでなくクレジットカード決済による代理注文であった。

当時2000円ほどの価値しかなかった1万bitcoinは現在価値で約37億になっている。

この日は現在でも「ビットコイン・ピザ・デー」として関連コミュニティに祝われている。

仮想通貨の仕組みと技術

仮想通貨の発行上限

gold
ビットコインは開発者(サトシ・ナカモト)により発行上限が2140年までに2100万枚と決められており、

2018年4月時点で2100万枚の内1700万枚(発行上限の約80%にあたる)がすでに発行され市場で流通している。

残りの20%を100年以上かけて発行していくわけで、価格が上昇していくのは必然に思われる。

この発行上限のおかげでビットコインは市場で価格を維持できている。

その希少性から金資産に例えられたりもする。仮想通貨ごとに発行上限には違いがあります。

マイニング(採掘)とマイニング報酬

bitcoin mining winner
マイニングの勝者がマイニング報酬を得る

ビットコインの新規発行を行うのが「マイニング:採掘」と呼ばれる行為でマイニングを行う人を「マイナー」という。

ブロックチェーン技術では、個々の取引データを「トランザクション」と呼び「いつ」「誰(どのアドレス)が」「どのくらいの量のビットコインを取引したのか」が記録されていきます。

トランザクションはまとめられ10分に1つの「ブロック」を形成する。これらの取引データを第三者がチェックし承認する作業をマイニングという。

1番乗りで承認を成功させたマイナーに新規に発行される通貨がマイニング報酬として支払われる。

この承認作業(マイニング)には膨大な計算処理が必要になる。

PCやスマートフォンとマイニングソフトがあれば誰でも参加することが出来るが、

現在では採掘できる絶対量の減少とライバルの増加により個人で収益を上げるのは難しくなっている。

マイニングでは、送金取引を承認したマイナーに報酬が支払われます。

ビットコインではその報酬額が決まっていて、2018年8月現在では一つのブロックごとに12.5BTCが支払われています。引用:GMOコイン

新システム:ブロックチェーン技術とは?

従来の金融システムは銀行などが管理する中央集権型のモデル。

サトシナカモトが提案した金融システムは「P2P」「ブロックチェーン」という技術を

使った中央の管理者を必要としない分散型のモデル。

複数のコンピューターで取引の記録を互いに共有、検証しあいながら正しい記録を鎖(チェーン)のようにつないで蓄積する仕組み。分散型台帳技術ともいわれる。

old system
旧式の一元管理するシステム
block chain
「ブロックチェーン技術」分散して相互に管理するシステム

仮想通貨の種類

主要通貨とアルトコイン

金融庁に登録された仮想通貨交換業者(17社)が取り扱っている通貨を、

信用力の高い通貨としてホワイトリスト入りした通貨と呼んだりする。

金融庁:仮想通貨交換業者登録一覧

またそれ以外の、信用力等に問題があるものはAlternative Coin(代替のコイン)といわれ、

世界中で2000種類以上あるといわれている。

仮想通貨市場の時価総額や取引所の統計などが確認可能かつ、

存在するおおよその仮想通貨の総数が掲載しているサイトがCoinMarketCapである。

引用元:coinpost

all crypt curreincies
画像はMarket Capの仮想通貨一覧

現在人気の仮想通貨の調べ方

仮想通貨のシェアはconinmarketcap.comでチェック。

総時価総額や総時価総額のパーセンテージ(ドミナンス)を見ることができる。

crypto all currencies

総時価総額(ビットコインを除く)

crypto all currencies without bitcoin

総時価総額のパーセンテージ(ドミナンス)

crypto dominance

>>>coninmarketcap.comへ

 

実践編

仮想通貨の買い方

仮想通貨の買い方は簡単3ステップ

  1. 取引所に口座を開設。
  2. 取引所に入金する。
  3. 仮想通貨を購入する。

世界中に仮想通貨の取引所が存在しますが、まずは国内の有名どころから取引所を開設していこう。

bitbankbitbank(ビットバンク)
安心安全・セキュリティで取引所を選ぶならビットバンク!スマホ・PC両対応で初心者、上級者にも使いやすいデザイン

取扱通貨6種類:BTC(ビットコイン)、XRP、LTC、ETH、MONA、BCH
手数料(BTC)取引所:Maker -0.05%・Taker 0.15%
最低取引単位(BTC)取引所:0.0001 BTC
GMOcoinGMOコイン
東証一部上場GMOインターネットのグループ会社!安心して仮想通貨を買うならGMOコイン

取扱通貨5種類:BTC(ビットコイン)、ETH、BCH、LTC、XRP
手数料(BTC)販売所:スプレッド、取引所:Maker 0%・Taker 0.01%
最低取引単位(BTC)販売所:0.0001 BTC、取引所:0.0001 BTC
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取扱通貨5種類:BTC(ビットコイン)、ETH、 BCH、QASH、XRP
手数料(BTC)取引所・販売所:0%
最低取引単位(BTC)取引所・販売所:0.001 BTC

参考:価格.comの仮想通貨取引所・ビットコイン取引所比較

 

world crypto exchange volume ranking

>>>世界の取引所別24時間取引高ランキング(coingecko.com)

仮想通貨の使い道

購入した仮想通貨はインターネット決済や実店舗で使用できます。

都内を中心に使用できる店舗は拡大中であり、大手家電量販店ビッグカメラがいち早く実店舗での決済に導入したことが話題になりました。

最近、仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」で商品の代金を支払える店舗やWeb通販サイトもジワジワと増えてきている。 

その中でも、ビックカメラは対応店舗数で群を抜いている。2017年4月に有楽町店(東京都千代田区)と新宿東口店(東京都新宿区)に試験導入後、同7月には全店舗に展開。

同12月にはWeb通販「ビックカメラ.com」でも使えるようにすると同時に、実店舗での決済限度額を「10万円」から「30万円」に引き上げた。引用元:ITmedia

bitcoin mining winner
右:店舗の読み取り用の端末。 左:ウォレットアプリでQRコードを読み取り支払い。

店舗での支払いにはQRコードの読み取り機能があるウォレットアプリを利用しビットコインでの支払いが可能。

仮想通貨が使える店舗やWebサービスが知りたい。

bitcoin shop map

>>>世界中のビットコインが使えるお店が分かるサイト(coinmap)

世界中のビットコインが使える店舗をまとめてくれているサイト。

 

jpbitcoin.com

>>>ビットコインが使える日本のお店(Bitcoin日本語情報サイト)

以下のサイトがビットコイン決済に対応している通信販売や実店舗をまとめてくれています。

仮想通貨の送金ミスに注意しよう。

panic

存在しないアドレスに送金してましっただけならエラーとして処理されるが、

存在しているアドレスに誤送金してしまった場合に取り戻すのは困難。

管理者がいない仮想通貨だが送金の手軽さの反面、銀行のように中間に取引を管理してくれる人がいない。

取引所によっては対応してくれない場合もあるので送金ミスには注意したい。

仮想通貨の送金に必要な時間

銀行を間に挟まないため、個人間の送金が手軽で手数料が安い。

半面、ビットコインの送金(マイニングによるトランザクションの承認が必要)には最短でも10分程度必要とし意外と時間がかかる。取引が殺到するとさらに遅れる場合もある。

10分間で承認できるトランザクションには限界があり取引が集中するといつまでたっても送金が完了しない状態になることもある。

これを「未確認のトランザクション(送金詰まり)」という。

ピーク時に比べ「未確認のトランザクション(送金詰まり)は大幅に改善されている。

payments speed
リップルのような送金スピードの速い通貨も出てきている。

仮想通貨の送金が完了しない場合の確認事項。

未確認取引の発生件数を調べる。

まずは以下のサイトで未確認取引が全体でどの程度発生しているのか状況を確認してみよう。

市場にパニックがないか普段と比べて異常値を記録していないか確認してみる。

bitcoin transaction

>>>ビットコインの未確認トランザクション(送金詰まり)を確認できるサイト

transaction count

>>>ビットコインの未確認トランザクションをグラフで確認できるサイト

Ethereum Pending Transaction Queue

>>>イーサリアムの未確認トランザクションを確認できるサイト

トランザクションIDを検索し取引履歴を確認する。

次にブロックエクスプローラでトランザクションIDを検索し取引履歴を確認してみよう。

未承認のままで止まっている場合、単純に待ち時間が足りないのかもしれない。

ビットコインだと平均10分程度のトランザクション承認時間が必要です。

block exploler

>>>ビットコインのトランザクションを確認できるサイト

etherscan

>>>イーサリアムのトランザクションを確認できるサイト

送金手数料の確認

時間経過で送金が完了されない場合、送金手数料を高めに設定してみるといいかもしれない。

bitcoin transaction fee

>>>ビットコイン・イーサリアムの取引手数料の推移

まとめ

  • 通貨として使用するには価格の上昇・下落の幅が激しく安定していない。
  • 資産として持つには、断続的な取引所ハッキングによる盗難騒ぎなど、セキュリティ面で不安を残している。
  • 送金時のスピードやセキュリティなど、技術的な課題もある。

いずれも改善されつつあるが、仮想通貨はまだまだ発展途上であり国や企業の今後の動向に期待したい。

 

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